“かはくさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
革臭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
革臭かはくさい匂ひがして、杉夫が何か小さい声で云つたのが、ゆき子には判らなかつた。蒲団の中に、肌の荒い男の脚が差し寄せられて、初めて、ゆき子は声をたてようとした。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)