“おみつけ”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
御見附	66.7%
御見付	33.3%

御見附

「こいつは、曲者が外神田に住んでいる証拠だ。どんな大胆不敵な野郎でも、血刀を腰に差して、夜更けの御見附（おみつけ）は通られねえ」

銭形平次捕物控：068 辻斬綺談 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)

それにあの畳屋は一丁目から御見附（おみつけ）まで、表通りには、及ぶ者もない物持ですからね

銭形平次捕物控：030 くるい咲き (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)

御見付

平次は弁慶の小助に手を振って、御見付（おみつけ）の方へ引揚げて行くのです。後からはヒョコヒョコと八五郎が、——初冬の昼下がりの陽ざしはポカポカと首筋を暖めるのでした。

銭形平次捕物控：211 遠眼鏡の殿様 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)