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『木曽義仲論』
ふりがな文庫
『
木曽義仲論
(
きそのよしなかろん
)
』
一平氏政府 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を現す。驕れる者久しからず、唯春の夜の夢の如し。 流石に曠世の驕児入道相国が、六十余州の春をして、六波羅の朱門に漲らしめたる、平門の栄華も、定命の外に出づべからず …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1時間8分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間52分(300文字/分)