緑色の透視みどりいろのとうし
一枚のアカシヤの葉の透視 五月其処で衣服を捨てる天使ら緑に汚された脚私を追いかける微笑思い出は白鳥の喉となり彼女の前で輝く いま真実はどこへ行った 夜露でかたまった鳥らの音楽空の壁に印刷した樹らの絵緑の風が静かに払いおとす 歓楽は死のあちら …