トップ
>
『足利尊氏』
ふりがな文庫
『
足利尊氏
(
あしかがたかうじ
)
』
僕は日本の英雄中では、足利尊氏が最も偉大な人物だと思つて居る。但し此所で偉大といふ意味は、必しも英雄としての偉大さを言ふのではない。英雄としての價値要素は、武將プラス政治家の綜合天才であるけれども、尊氏は武將として、それほど大した軍略家でな …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「政界往來」1934(昭和9)年3月号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)