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『ふつくりとした人柄』
ふりがな文庫
『
ふつくりとした人柄
(
ふっくりとしたひとがら
)
』
北原氏は、私の知つてゐる範圍で、最もよい感じをもつた人です。あの人の感じを一言で言へば「ふつくりとした人柄」でせう。私のやうないらいらした性格の人間は、一般に人嫌ひが多いので、友人といふものがめつたにできません。たいていの人とは逢つても落着 …
著者
萩原朔太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「新潮 第二十八卷第四號」1918(大正7)年4月号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)