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『朔太郎の思ひ出』
ふりがな文庫
『
朔太郎の思ひ出
(
さくたろうのおもいで
)
』
朔太郎の名も作品も犀星と「感情」をやつてゐた当初から知らないではなかつたが特に注意するやうになつたのは、世間一般とともに彼の処女詩集「月に吠える」が出てからの事であつた。 そのころ、僕は麹町下六番町の新詩社へ近いところに——偶然にも今、角川 …
著者
佐藤春夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「萩原朔太郎全集 第二卷 月報2」新潮社、1959(昭和34)年7月30日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)