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『あつき手を挙ぐ』
ふりがな文庫
『
あつき手を挙ぐ
(
あつきてをあぐ
)
』
都会、町、部落、 何処にも 朝鮮の人たち満ち溢れ 働きたたかい 生活を打ち立て 話す言葉国語正しく われら朝夕 親密濃く深まりつつ 出征、入営を送る折々には 先んじて旗振り、万歳を叫ぶ 朝鮮の人たち 朝鮮の人等 手に力こもり、唇は叫びつつ …
著者
中野鈴子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「国民文学」1942(昭和17)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)