トップ
>
『新しくもならぬ人生』
ふりがな文庫
『
新しくもならぬ人生
(
あたらしくもならぬじんせい
)
』
暦の上で何度新しき年を迎へても、心が新たになるのではない。私は、二十代の昔も七十代の今日も、根底においては、自分の考へ方は同じやうに思はれる。經驗を積み知識も豐かになつたにしても、すべて皮相な經驗、皮相な知識の積み重ねであつたのに過ぎないや …
著者
正宗白鳥
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「朝日新聞」1954(昭和29)年1月8日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
怖
(
お
)