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『絶望を与へたる者』
ふりがな文庫
『
絶望を与へたる者
(
ぜつぼうをあたえたるもの
)
』
文学論と云ふものがある。これは文学界に於ける道徳の役目をするもので、既成作家の作品は、既に此の道徳律に当て嵌められて正しいと看做されたるものなるが故に、正しいのである。古くとも正しいものと云ふものは、その古さの正しさに於て存在の意義を有つ理 …
著者
横光利一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新潮 第四十一卷第一號」1924(大正13)年7月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)