歓喜かんき
思っただけでも胸がおどる 裸一貫のわたしらが堂々と乗りこんでゆき おお このわたしら わたしらのタコだらけの手 真黒に焼けたおでこ ただ一つの心臓 二本の足 二本の腕に あらゆる権力と最上の美しさを打ちたてる日 働いて笑える 働いて肥える …