『言苑』跋『げんえん』ばつ
『辞苑』出でて茲に三星霜、幸に大方人士の歓迎と支援とを得て、版を重ぬること実に百八十有二、編者の洵に欣幸とする所である。 編者はこの望外の厚意に励まされて、更に簡易・軽便にして効果的なる国語辞書の編纂を企て、爾来経営を怠らなかった。即ち編者 …