『伊豆大島の話』
○ 大島の野増村にはシツナ神といふ女體の神があつて、近い頃までも稀には男を呪ふ女が祈願をかけたといふ話を聽いたが、本當のことであらうか。其神像は特に陰相を誇張した女姿であり、或は陰毛を拔いて神に祈つたといふ話もある。土地の歌にも、「しかなが …
著者 | 柳田国男 |
ジャンル | 社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌 |
初出 | 「民族 第二巻第四号」民族発行所、1927(昭和2)年5月1日 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約4分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
吉谷