『雪は資源である』
昭和二十三年の冬、北海道の大雪山で雪の調査をしたことがある。 雪の調査というのは、雪の深さを測るのではなく、雪の目方を測る調査なのである。雪は春になれば、解けて川へ流れ出るわけであるが、その時どれだけの水量が出るかは、冬の終りに山に積ってい …
著者 | 中谷宇吉郎 |
ジャンル | 自然科学 > 地球科学・地学 > 気象学 |
初出 | 「国立公園 第二十九号」国立公園協会、1952(昭和27)年4月1日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約11分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約18分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
安本