『頼杏坪先生』
* 頼山陽の百年祭が明年に迫つたので、私の県ではその遺蹟顕彰会が組織され、全集の刊行、記念館の設立、旧居保存などそれぞれの準備が進められてゐる。さう云ふとき私は山陽先生を思ふと、妙にその家叔杏坪先生のことに心が惹かされてくる。杏坪先生は山陽 …
著者 | 中村憲吉 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「文芸春秋」1930(昭和5)年10月 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約9分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約15分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
唐桃