路は果して何れみちははたしていずれ
生と死の路は今自分の行手にあり 自分はこの全き方向のちがった路の 何れを歩んでいるかを知らない 歩む路は一すじ ただこの一すじが 生命の歓喜へ向っているか また永遠の死へ辿っているか 自分にも解き得ざる謎 謎の日は今、日毎つづきつつある だ …
作品に特徴的な語句
日毎ひごと