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『故郷断想』
ふりがな文庫
『
故郷断想
(
こきょうだんそう
)
』
* 小川は濁っている ヤマメ、イワナのようなうまい小魚はもうそこへはのぼって来ない 淀みにはどぶ臭い雑魚が居り 廿年の昔の清冷な流れの面影がない * 連なる丘陵は ただ禿山であり 焼けたエゾ松の根株が淋しく黒く佇んで居り 昔そこに美しい針葉 …
著者
今野大力
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
白椛
(
シラカバ
)