トップ
>
『街の乞食』
ふりがな文庫
『
街の乞食
(
まちのこじき
)
』
銀座の通りに畑が出来て 緑青々とした麦畑が出来ようと 空想していた友よ 一きれのパンをむしって乞食の子に与え 慈善をしたつもりの青年があった。 乞食をするものは 楽しみなのである 何と詩人めいた仕事であるよ 乞食をしていると 皆がお金をお菓 …
著者
今野大力
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「旭川新聞」1928(昭和3)年1月7日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)