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『夜に就て』
ふりがな文庫
『
夜に就て
(
よるについて
)
』
凡そ人は夢のなかに氣ままにしのびいることの出來ないたちのものである。それは夢といふものが、シヤボン玉に似て、無理になかへおしこまうとするとやぶれてしまふからである。 ところが、ゴンゴンといふ者には、その不思議が出來た。 これは、彼の夢物語で …
著者
立原道造
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「椎の木 第5巻第2号」1936(昭和11)年2月号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)