トップ
>
『小島の春』
ふりがな文庫
『
小島の春
(
こじまのはる
)
:
02 序
(
02 じょ
)
』
トラツクのふちにつかまりすすり上げすすり上げ泣く四十の男 これやこの夫と妻子の一生の別れかと想へば我も泣かるる 夫と妻が親とその子が生き別る悲しき病世に無からしめ 一等国中の一等国である日本には、まだ癩の患者が至るところに、医療の手当にも恵 …
著者
下村海南
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
題名が同じ作品
小島の春:01 序
(新字新仮名)
/
高野六郎
(著)
小島の春:03 序
(新字新仮名)
/
光田健輔
(著)