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『最後の手紙』
ふりがな文庫
『
最後の手紙
(
さいごのてがみ
)
』
氷になつて 午后一時A広場のまんなかで消えてしまう。 ◉ 贈つてもらつた独逸製の目醒し時計の中に隠れるから 燈台の尖へあがつていつて 海の方へ力いつぱい抛つてくれたまへ。 ◉ 太平洋のまんなかには、ちツちやくて綺麗な魚はゐないだらうか かな …
著者
仲村渠
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「近代風景 第3巻9号」1928(昭和3)年
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)