『若鮎の気品を食う』
ぜいたくにと、ひと口に言っても、上には上、下には下の段々がある。若鮎を賞味できる人というのは上の上に属する。丹波の秀山、和知川などの若鮎と来てはたまらない。 第一姿のよさに魅せられる。すばらしい香気に鼻がうごめく。呑口は一杯やらずには納まら …
著者 | 北大路魯山人 |
ジャンル | 技術・工学 > 家政学・生活科学 > 食品 料理 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約3分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約4分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
魚田