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『夜汽車の中で』
ふりがな文庫
『
夜汽車の中で
(
よぎしゃのなかで
)
』
ふみきりのシグナルが一月の雨にぬれて ボクは上りの終列車を見て 柄もりの水が手につめたく かなしいような気になって なきたいような気になって わびしいような気になって それでもためいきもなみだも出ず ちょうど風船玉がかなしんだみたい 自分が …
著者
竹内浩三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)