夜汽車の中でよぎしゃのなかで
ふみきりのシグナルが一月の雨にぬれて ボクは上りの終列車を見て 柄もりの水が手につめたく かなしいような気になって なきたいような気になって わびしいような気になって それでもためいきもなみだも出ず ちょうど風船玉がかなしんだみたい 自分が …