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『ある歴史に就て』
ふりがな文庫
『
ある歴史に就て
(
あるれきしについて
)
』
星が一つ 森林の中の 忘れられた静かな湖水へ降りて来て 暫く思案にくれていた (それを知っていたものは誰もいない天空にいる星達さえも存じなかった) 星にも厭世があるのかしら? 星は湖水へ沈んで行った …
著者
今野大力
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「円筒帽二号」1927(昭和2)年3月刊
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)