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『最初の印象』
ふりがな文庫
『
最初の印象
(
さいしょのいんしょう
)
』
江戸川先生に始めてお目にかかったのはもう二十年近くも前のことです。 池袋のお宅のお座敷で、先生をお待ちする間、私の心は好奇心と不安が交錯していました。 と、いうのは、その頃。 「江戸川乱歩先生のお書斎にはドクロがつるしてある。お化けの人形が …
著者
大倉燁子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「別冊宝石 七巻九号」1954(昭和29)年11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)