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『沙門と屠児』
ふりがな文庫
『
沙門と屠児
(
しゃもんととじ
)
』
三善清行の「意見封事」に、延喜頃の人民が課役を避けんが為に出家して、天下の民三分の二は皆禿首というの状態となり、しかも彼らは貌も沙門の如く、心は屠児に似たりとある。「延喜式」にも濫僧・屠者と並べている。仏徒の仮面を被った賤者は甚だ多く、真の …
著者
喜田貞吉
ジャンル
社会科学 > 社会 > 社会学
初出
「民族と歴史 第二巻第一号 特殊部落研究」1919(大正8)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)