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『雨の出発』
ふりがな文庫
『
雨の出発
(
あめのしゅっぱつ
)
』
背中の寒暖計に泪がたまる 影もないドアをすぎて 古びた時間はまだ叩いてゐる あれは樹液の言葉でもない 背中の川を声だけで帰つてゆくものたち …
著者
森川義信
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「荒地 2集」1939(昭和14)年5月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)