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『鶴と鴬』
ふりがな文庫
『
鶴と鴬
(
つるとうぐいす
)
』
よく昔から梅に鶯、松に鶴と申します。これは或所のお話です。近頃は日本付近にあまり鶴が居ないので珍らしいものです。これは朝鮮と支那との境の山奥に珍らしくも猟人等の手をのがれて命をつないで居る一羽の鶴があります。一度は日本見物をしたいと云ふ考で …
著者
槙村浩
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)