『保護職工』
働いているこの機械は家庭用シンガーミシン台ではない 旧式な製本の安機械 彼女は磨き歯車に油を注す 埃をうかべた日光が漸くさぐりあてるくらがりで だまりやさん だまりやさん だけどわたしはお前がじっと何をこらえているのか知ってるの 十六歳未満 …
著者 | 森竹夫 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
初出 | 「学校詩集」学校詩集発行所、1929(昭和4)年12月 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約1分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約2分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
注