『育て力づよく』
食えぬだんに学校学校言うてと母は子を叱る 小学校の四年の吉三は学校へ行っては先生にうちへかえればみんなにどなりまくられる 「今日は学校休んで薪をとって来い子供じゃ言うても飯を食うからにゃ」 ぼろぼろ涙を流しながら えがま縄帯の腰につきさす吉 …
| 著者 | 田村乙彦 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
| 初出 | 「田園の花 第2号」1932(昭和7)年4月 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約1分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約2分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
薪