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『ごわごわごむ靴』
ふりがな文庫
『
ごわごわごむ靴
(
ごわごわごむぐつ
)
』
山と山との間に小さい川があります。川には、澄みきつた水が流れてゐます。川の底には白くて丸い石が卵のやうに重なり合つてゐて、水が小石にぶつつかつて、こぽり、こぽりと音をたててゐます。 「ぽつちやり」と何だか黒いかたまりが水の中に入つてきました …
著者
桜間中庸
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)