トップ
>
『散髪屋の夜』
ふりがな文庫
『
散髪屋の夜
(
さんぱつやのよる
)
』
さんぱつやの窓の月は くさい髮のにほひがする みゝずが細々と泪の音をたてゝゐる そんなに月がかなしいのかい 痩せきつた俺のからだに 夏が夏が しんみりと重たい …
著者
桜間中庸
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)