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『洞爺湖の伝説』
ふりがな文庫
『
洞爺湖の伝説
(
とうやこのでんせつ
)
』
虻田の村の酋長の妻が或る時突然病んで、どんなに加持祈祷しても験がなく、病は重くなるばかりだった。その頃豊浦の村に洞爺湖の主を憑神にもつ有名な巫女が居たのでそれに巫術をさせたら、やがて神がかりの状態になって次のように謡い出した—— サアエエサ …
著者
知里真志保
ジャンル
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]
初出
「北海道風物誌」楡書房、1956(昭和31)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)