従来、史家の多くは性の問題に関するかぎりことさらに触れようとしなかった。しかしながら、人間生活の土台は性と食との上に打立てられているのであるから、人類史研究の為には、先ずこの根本問題の解明が要請されるのである。 本文はこの意味に於て、健全な …
著者 | 河野広道 |
著者 | 知里真志保 |
ジャンル | 社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 社会・家庭生活の習俗 |
初出 | 「北方研究 第一輯」1952(昭和27)年12月 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約12分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約20分(300文字/分) |