交歓記誌こうかんきし
みどりに深き手を泳がせ 涼しきところに齒をかくせ いま風ながれ 風景は白き帆をはらむ きみはふんすゐのほとりに家畜を先導し きみは舞妓たちを配列し きみはあづまやに銀のタクトをとれ 夫人よ、おんみらはまた とく水色の籐椅子に酒をそそぎてよ …