絶句四章ぜっくよんしょう
色白の姉に具されて。今日もまた昔談や。 あれいま。逍遙うんじて歸る山路。 遠音に渡るかほととぎすの。 つみとりてそぞろ心や くちづけさはに 願ふは君が髮ぐさ飾るやさし七草。 あかつきや破れし鐘樓に。肩ねびし人と登りぬ 見よ君。指ざす方に日は …