不軽菩薩ふきょうぼさつ
あらめの衣身にまとひ 城より城をへめぐりつ 上慢四衆の人ごとに 菩薩は礼をなしたまふ (われは不軽ぞかれは慢 こは無明なりしかもあれ いましも展く法性と 菩薩は礼をなし給ふ) われ汝等を尊敬す 敢て軽賤なさざるは 汝等作仏せん故と 菩薩は礼 …