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『小祠』
ふりがな文庫
『
小祠
(
しょうし
)
』
赤き鳥居はあせたれど 杉のうれ行く冬の雲 野は殿堂の続きかな よくすかれたる日本紙は 一年風に完けきと 雪の反射に知りぬべし かしこは一の篩にて ひとまづそこに香を浄み 入り来るなりと云ひ伝ふ 雪の堆のなかにして りゝと軋れる井戸車 野は楽 …
著者
宮沢賢治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)