トップ
>
『校庭』
ふりがな文庫
『
校庭
(
こうてい
)
』
さ霧する白き木柵 幹彫れる桐のいくもと 剥げそめし白きペンキの 木柵に人人は倚り そのペンキあるいは剥げ あるものは庭をのぞめり 一鐘のラッパが鳴りて 急ぎ行く港先生 白堊城秋のガラスは ひらごとにうつろなりけり …
著者
宮沢賢治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)