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『八戸』
ふりがな文庫
『
八戸
(
はちのへ
)
』
さやかなる夏の衣して ひとびとは汽車を待てども 疾みはてしわれはさびしく 琥珀もて客を待つめり この駅はきりぎしにして 玻璃の窓海景を盛り 幾条の遙けき青や 岬にはあがる白波 南なるかの野の町に 歌ひめとなるならはしの かゞやける唇や頬 わ …
著者
宮沢賢治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)