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『附記(夜見の巻)』
ふりがな文庫
『
附記(夜見の巻)
(
ふき(よみのまき)
)
』
本篇は昭和八年十一月ごろの作であり、作者にとつては寧ろ近作の部に属するものであるが、既にしてこの作を前後とする四・五年間の一連の作品は作者にとつての小時代を劃して歴然たる過去の夢である。当時わたしは、空想を現実らしく描くといふ創作上の第一義 …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文壇出世全集」中央公論社、1935(昭和10)年10月3日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)