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『なつかしき挿話』
ふりがな文庫
『
なつかしき挿話
(
なつかしきそうわ
)
』
震災後、未だ雑誌「新演芸」が花やかであつた頃、作家の見たる芝居の印象——といふやうな欄があつて、僕も二三度此処に登場したことがある。そして、そのうちの二つが吉井勇作の芝居であつたことを憶へてゐる。一つは「魔笛」と題する——これは新聞であらう …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「春陽堂月報 第四十七号」春陽堂、1931(昭和6)年4月15日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)