今年発表した作品のうちでは次の三篇に幾分の好意を感ずる。小林君と河上君の言葉を覚へてゐる。 ラガド大学参観記 吊籠と月光と 歌へる日まで(西部劇通信、アウエルバツハの歌) 以上は相通ずる意味を持つものであり、またその他単独のものを幾つか発表 …
著者 | 牧野信一 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「作品 第一巻第八号(十二月号)」作品社、1930(昭和5)年12月1日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約1分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1分(300文字/分) |