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『忙ノ説』
ふりがな文庫
『
忙ノ説
(
ぼうノせつ
)
』
濹上子性甚ダ閑ヲ好ム。而シテ一歳ノ中閑ヲ得ルノ日ハ稀ニシテ毎ニ忙ニ苦シム。窃カニ謂フ新年ハ少シク閑ヲ貪リ以テ自カラ慰セント。然ルニ一日ヨリ今日ニ至ル迄一日ノ閑無ク一刻ノ閑無ク困却極レリ。家ニ在レバ故交新知来タリテ応接暇無ク、社ニ出レバ論士説 …
著者
濹上漁史
著者
成島柳北
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「朝野新聞」朝野新聞社、1879(明治12)年1月12日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
絛
(
サナダ
)