トップ
>
『緑雨と一葉』
ふりがな文庫
『
緑雨と一葉
(
りょくうといちよう
)
』
かの日都を落ちて船橋にやどり申候きのふより市川町に戻りて百姓家を借りうけ、ともかくすごし居り候 今宵は松葉の土手と申すを下りて渡船にのりて月を觀候なみ/\の旅ならねば落人の身の上いとゞ悲しく候 これは殘少き眞間のもみぢに候處の名とは申ながら …
著者
伊庭心猿
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)