国会図書館の窓からこっかいとしょかんのまどから
日射しの暖かい南向きの窓に、開くともなしに、美しい装釘の本をひもどく、といった、読書のよろこび、「閑」というこころもちの深い厳しさ、こんな世界から、だんだん遠ざかりつつある。 どこへ行くのであろう。時々こんなこころもちになる。私のいる部署は …