「焚書時代」を脱却「ふんしょじだい」をだっきゃく――図書館法成立にあたって――としょかんほうせいりつにあたって
これまで書店と図書館は、あたかも商売仇のような感じをお互いにもっていたときもあった。 それは図書館が個々に孤立して、その数の少ないときはその意味もあった。 今ここに図書館法が通過してみると、五ヵ年後は、一万五百の図書館が、半分の国庫補助を得 …