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『泡鳴氏の『耽溺』』
ふりがな文庫
『
泡鳴氏の『耽溺』
(
ほうめいしの『たんでき』
)
』
いかなる事象をも——口に言ふに忍びざるほどの悲慘、殘忍、冷酷のことをも、明かに其心に映し得るやうに、作者は常に眞率な無邪氣な心を持つて居なければならぬ。『耽溺』の事象を、泡鳴君があのやうに明かに自己の心に映し得たのは、まことに敬服に値ひする …
著者
田山録弥
著者
田山花袋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)