眞理の概念は知識の問題の中心概念である。それだから我々は先づこの概念の檢討から始めよう。 いはゆる模寫説(Abbildtheorie)ほど今日不評判なものはないであらう。誰も自分の考へ方が模寫説であるといはれることを極端に恐れてゐる。模寫説 …
著者 | 三木清 |
ジャンル | 哲学 > 東洋思想 > 日本思想 |
初出 | 「大思想エンサイクロペヂア 第二巻「哲学」」春秋社、1930(昭和5)年1月 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約1時間34分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約2時間36分(300文字/分) |