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『角田喜久雄「肉」』
ふりがな文庫
『
角田喜久雄「肉」
(
つのだきくお「にく」
)
』
角田喜久雄の「肉」は高山で霧にとじこめられて飢餓のため、人間しかも友人の肉を食う話。しかも食ったあとですぐ霧がはれて近くに猟師小屋が見つかるという運命の悪戯なのだ。ただそれだけだけれども、それだけで立派なコントだ。はじめの方の描写はもっと感 …
著者
平林初之輔
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
初出
「東京朝日新聞」1929(昭和4)年10月4日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)